『Alphabetum Graecum』
16世紀に『Alphabetum Graecum』という名の書籍が大量に出版されている。
主だったものは http://www.textcreationpartnership.org/docs/dox/greek.html に載っているようであるが、 French Books III & IV - Google ブックス に拠れば、フランスだけでも50冊は出版されていたようである。
以下にインターネット上で入手できるものを纏めた。
多分Grecs du Roiで組まれていないAlphabetum Graecum
- Alphabetum Graecum. Paris: Robert Stephanus, 1550. (B.M. 617.c.29)
多分Grecs du Roiで組まれたAlphabetum Graecum
- Alphabetum Graecum. Lyon: Antonius Gryphus, 1567.
Grecs du Roiで組まれたAlphabetum Graecum
- Alphabetum Graecum. Paris: Robertus Stephanus, 1554. (B.M. 622.c.38)
- Alphabetum Graecum. Antwerp: Christopher Plantin, 1566. (B.M. 12923.aa.4(1))
- Alphabetum Graecum. Paris: Robertus Stephanus, 1580. (B.M. 622.d.35)
- Alphabetum Graecum. Roma: Franciscus Zanettus, 1580.
ギリシャ語数字
イオニア式
一万より小さい数→Greek numerals - Wikipedia, the free encyclopedia
万を超える数字
例: 7175,5875
- Aristarchus[1]: ͵ζροεʹΜ͵εωοεʹ
- Apollonius[1]:
- modified Apollonius[2]: αΜ͵ζροεʹ,͵εωοεʹ
- Diophantus[3]:
- ?[3]:
億を超える数字
例: 5875,7175,0269
- ??:
- ??:
- Apollonius[1]:
- expanded Aristarchus I: ͵εωοεʹΜ͵ζροεʹΜσξθʹ
- expanded Aristarchus II: ͵εωοεʹΜΜ͵ζροεʹΜσξθʹ
- modified Apollonius[2]: βΜ͵εωοεʹ,αΜ͵ζροεʹ,σξθʹ
- expanded Diophantus:
- ?[3]:
1: Greek numbers 2: The Greek Number Converter 3: The Works of Archimedes - Google ブックス
変換器
作ってみた。 Greek Number Converter
syslogについて
syslogのRFCにはRFC3164とRFC5424がある。 どうせだし、RFC5424を使おうと思ったのだが、syslog-ng 3.4.7にはRFC5424で出力するオプションが無いようだ。 syslog-ngの代わりにrsyslogを使おうかなぁ。
RFC 5424 format in rsyslog - General - RSyslog - View topic • MonitorWare Knowledge Base
OpenBSDの特徴?
研究室内で必要になって、OpenBSDでLDAPサーバとロギングサーバを立てる事にした。
CentOSでも良かったのだけども、近くにFreeBSDの凄い人が居るので、BSD系が良いかなと。そこで、BSDと言ったら、LibreSSL等でOpenBSDチームが頑張っているって言う話を最近聞くので、OpenBSDにした。
OpenBSDの特徴
RAID
ちゃんとRAIDを組んだ後、その上に対話的にインストールできる。
Olivier's Blog: OpenBSD 5.1 installation on softraid(4)
RAID上にLinuxをインストールした経験は無いけど、LVM上にインストールした経験からして、NixOSでも簡単に出来そうだけど、Gentooだと難しそう。
ただ、残念な事に、HP Dynamic SmartアレイB120i/B320iコントローラーをサポートしていないので、必然的にソフトウェアRAIDで組まざるを得なかった。
HP Support document - HP Support Center
インストール
対話的にインストールできる。とても簡単。 気になった事と言えば、インストーラが自動でパーティションを大量に切ってくれた事かな。
パーティション
OpenBSDは、通常のパーティションテーブルで定義されたパーティションを一つ確保した上で、更にOpenBSDのパーティションを切る事になる。 デバイス名が/dev/sd0a「デバイスsd0上のパーティションa」とか/dev/sd1f「デバイスsd1上のパーティションa」になる。
あと、なぜかcパーティション、即ちsd0c等はディスク全体を意味するようである。よくわからん。
環境
シェルがkshだった。
パッケージ管理
pkg_add 等を使う。 15 - The OpenBSD packages and ports system
次項にも書くけど、Gentooで言うところのdispatch-conf的な仕組みは無いようだ。
デーモン
/etc/rc.d/rc.conf.localに起動するデーモンとその引数を記述するようだ。
その他
インストール方法等解説が全てQ&Aにあるのはなぜ?
ssreflect for Gentoo
以下のとおりにoverlayを追加して http://na4zagin3.hatenablog.com/entry/20111108/1320755758
$ emerge ssreflect
ってすればいい
[2014-09-04追記] ssreflect-1.5から、数学系の定義・証明がmathcomp-1.5に分離されたので、ssreflectだけでは入らない。
$ emerge ssreflect mathcomp # 又は mathcomp
とすれば mathcomp も入る。
X10 on Gentoo Linux amd64
X10言語処理系のebuildを書いた。ビルド自体は何の障害も無く、ドキュメント通りにすれば通ったのであまり苦労しなかった。
自作のproof-overlayに置いておくので、d:id:na4zagin3:1320755758 に沿ってオーバーレイを追加した後、
emerge dev-lang/x10
でインストールされる。